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英国は1992年の2月にマーストリヒト条約に調印しこれにより通貨統合と政治統合の分野で他のEUメンバー国に加盟することを許されました。英ポンドは各国の通貨からユーロへの導入を行うERM(欧州為替相場メカニズム)に介入していましたが、通貨投機家達の圧力を受け暗黒の水曜日(1992年9月16日)にERMから撤退を余儀なくされました。ジョージソロは巷では10億ドルこの危機で儲けたと噂されています。
英国民の間では政府の思惑に反し頑固にもポンドを保持したいという要望がいまだにあります。
USドルに対して1993年の1月(ほとんどレートは1:1)以来の安値以降、ポンドはUSドルに対し高値を保持しています。
ポンドは準備通貨として第3位に占めています。
英金融政策はイギリスロンドンに本店を構えるイングランド銀行(BoE)から独立していています。金利は金融政策委員会(MPC)で決定されインフレーションにその影響を政府に及ぼしています。
イングランド銀行は2007年のノーザンロック信用危機に対しての対応の仕方に痛く批判を受け預金者が10億ポンドにも相当する払い戻しに殺到した。英政府から全く独立している金融機関にもかかわらず、イングランド銀行は急Uターンと緊急支援を求められました。これ以降ノーザンロックのシェアは原価より90%も失いました。